radiotsのブログ

どうも、僕です。

野菜。

どうも、僕です。

 

 

息子の保育園迎え帰りにスーパーで晩御飯の買い物をした。水曜の夕方のスーパーは、家族連れの賑やかさとノー残業デーから直接買物にきたおじさんの寂しさが混じり合った独特の雰囲気が充満している。木曜の午前中にはこの雰囲気は出せまい。火曜の閉店間際にも。

 

 

今夜は鍋にしようと思いながら野菜コーナーを物色する。白菜を見ると、4/1カットで200円だった。まあまあ高い。天候の影響だろうか。野菜の値段は服飾専門学生の髪型くらい変わりやすいと言われているが、今はちょうど高い時期なのだろう。しかし、白菜がなければ鍋なんてできない。白菜がなければパンを入れればいいじゃないの、というわけにもいかないのでカゴに入れる。日曜日の朝はよく半額になってるのでそのときに買えばよかったが日曜日には私に鍋の雰囲気か出てなかった。

 

 

続いて春菊を見る。そこで私は我が目を疑った。鍋なら一度で使い切りそうな量の束に、300円の値段がついていたのだ。さささ、300円!?しゅしゅしゅ、春菊が!?ひひひ、一束で!?白菜200円とは比べ物にならないインパクトだ。春菊300。(モンゴル800のルールに則るならば)略してシュンサン。

 

 

私は潔く春菊を諦めた。春菊は白菜と違って、必ずしも鍋に不可欠な存在ではない。あれば嬉しいな、という、小規模の飲み会には呼ばれないタイプの野菜なのだ。さすがに300円は厳しい。ありがとう春菊。時代が変わったらまた会おう。私は君を絶対に忘れない。

 

 

やはり今は野菜が高い時期なのか……そう思いながら、お鍋の常連しめじを見て僕は再度目を疑った。200グラムのパックが、なんと70円だったのだ。ななな70円!?ににに200グラムで!?いいいいつもより安くない!?先ほどの春菊300円の直後なので、より安く感じる。もはやタダみたいなものだ。しめじ70。シメナナ。私は迷わずカゴに入れた。舞茸の方が好きだけども。

 

 

カートを押して野菜コーナーを後にする。家族連れの子供たちがはしゃいでいる。釣れるグミでも買ってもらえたのだろう。今日私は一つの学びを得た。それは、野菜が高いからといってキノコも高いわけではない、ということだ。これは今後の人生において非常に有益な知識である。

 

 

野菜は野菜、キノコはキノコ。それぞれなんだよなぁ。(相田みつをが書いてそうで書いてない詩)